やぎじじいの戯言

2010/09/20 年寄りの冷や水
 今日は敬老の日だそうな。そんなことはどうでもいいのだが、年相応というものは考えた方が良いと思います。 身分不相応という表現がありますが、これは大事なことだと思います。
 こんな話をするのは、実はGoogle maps API のヴァージョンが、2から3に上がっていて、 それに対応すべきかどうか迷っていたからです。 やはり、年寄りは新しいことは不得意です。ヴァージョン3の最大のメリットはAPIキーが不要ということですが、 サイト運営者にとっては重要なことではありません。APIによるWEBアプリで作成したものを、ユーザーが 自分のPCに落として利用するということであればメリットがあります。
 このヴァージョンアップの中身の評価は非常に微妙でして、結果として改善なのか改悪だったのかは 判断できません。もうちょっと具体的にいうと、プログラムコード的にはあまり変わっていないのですが、 使いにくくなったと思える点が結構あるのです。これから、バリバリ活躍するディベロッパーの方は V3はおそらく必須でしょう。しかし、私のように暇つぶしでやってるジジイにとっては、V2が継続するので あれば無理することは無かったのかなと思います。
 PS
 70過ぎの高齢者に記念品を渡すという自治体があってニュースで報道していたが、それを配っていた方が 明らかに70超のババアだった。若者が配った方がすごくアピール度か高いのに。
2010/09/07 ツイッターの罠
 ツイッターにおける危険な罠についてはあまり聞きませんが、最近自分でちょっと気になることを 経験しましたので報告しておきます。
 先日フォローしてくれている人がいたので、めずらしいなと思ったのですが、なぜか外人なんです。 私は英語でつぶやいたことはないので、まずはこれが不自然だと思いました。フォローしてくれたらメールで連絡が あるはずなのにそれもありませんでした。正規の方法ではなく、プログラムを作ってまとめてフォローしたのでは ないかと疑いました。私以外のフォロワーは日本人ではないらしく、確認した数十人は全て英語でつぶやいている人で、 たまたま日本人は私がかすったのかもしれません。他にも変なところが多いんです。
 ツイートは1日前に始めたばっかなのに、フォロー数800余り(フォロワー数は10)ということで、初ツイートの 前にフォローしまくったんでしょうか。やはり、不当な操作でフォローした感じです。また、ツイートは一回だけで、 その内容がイミフなんです(それは自分の英語力のせいだろ)。最後に短縮URLがついていました。この短縮URLは、 前から問題だと思っており、リンク先が見えないので、知らない人のものは絶対クリックしてはいけないと考えていました。
 案の定、その後この怪しい方のアカウントは除外されてしまっていました。その場合、どうなるかというと、 その人のアカウントにアクセスすると、英語で次のように書かれています。”手を挙げろ、すまんが、あんたの見ようとする プロファイルは止められた。自分自身のアカウントに訪問しようとするなら、ここをクリックしろ。 ”・・・・・・(私の英語力では、以降が訳せず、あえなく撃沈)
 それから、注意しないといけないのが、Googleがリアルタイム検索を行っているので、ツイートを削除をしても 情報が残るということです。酔っ払った勢いで、余計なことをつぶやいてしまったら、その時点でクロールされて しまっていると覚悟しなければなりません。
 気をつけなきゃ。
2010/08/25 マップ検索
 先ごろ、Googleの不動産検索サービスが始りました。これは、Googleマップに地名や駅名と同時に、 不動産やマンションと入力すると、住宅情報が左側に表示され、地図にマーカー表示されると いうものです。これだけなら今までも出来たのですが、住宅情報の部分には、間取りやいろいろな 条件を入力することができ、絞込みされるところが最大の特徴です。
 AJAX的なところが良いと感じますが、現状どこまで正確なのか疑問が残りますし、私が個人的に 期待する、駅から何分以内という項目がないのが残念ですが、他社の単なる条件検索だったこれまでの サービスと異なり、地図と連動していることが新しく、評判をネットで調べると概ね好評のようです。
 そこで思いつくのは、このようなサービスは、他にも展開できそうだということです。 たとえば、居酒屋や飲食店などを、予算別や料理別に調べられれば便利そうです。地図と連動する ことによって、駅の北口側とか何とか通りとかいうエリア先行で調べられると役に立ちそうです。 ぐるなびやホットペッパーは戦々恐々としているかもしれません。他にも仕事探しなども良さそうです。
 実際に使ってみて、検索窓に不動産やマンションと入力するのも面倒なので、この一手間省けるマップ 検索ツールを作成してみました。
2010/08/13 検索の動向
 そういえば、最近のヤフージャパンがGoogleの検索エンジンを採用するという報道により、一社独占の危惧があるとか 言っていますが、Googleが凄いのであれば、それはそれで仕方がないことです。しかし、完全なエンジンなど未だに存在 しません。たとえば、現状自分がほんとうに知りたい情報をキーワード入力してWEB検索したときに、10位以内に 見つかる確率はどうですか。私の場合50%以下であり、検索エンジンはまだまだ不十分だと思わざるを得ません。
 Googleといえども、2、3年前のキーワードである、セマンティックWEBやオントロジーを克服できていないと いうことです。極端な例ですが、自分の名前で検索したときに、まるまる個人情報が出てくるような時代になったときに、 それがある意味完成されたと考えると思います。しかし、それは恐ろしいことであり、逆にそこまでの完成度を 望みたくありませんが。
 日本は国産の検索エンジン開発ということで国家プロジェクトで動いているはずなので、いずれは一発大逆転するかも しれませんし、BingがGoogleを抜けないと言い切ることもできません。以上の素人の私でさえも考えつくことを、 読売新聞の社説とか一部ITに疎いマスコミが理解していなくて、Googleへの一極集中はけしからんという論評で 騒ぎ立てるのはおろかであると思います。
2010/07/31 センセーション
 クラシック音楽が好きな方で、ある曲をある演奏で聴いてショックを受けたという経験はおありだと思います。 私は、ムラビンスキー指揮のグリンカ作曲”ルスランとリュドミーラ序曲”をまず思い浮かべます。 たぶん、これはあまりにも有名な話なので、当時事前に情報を持ってCDを購入したと思います。
  →詳細な記憶は、あまりにも古くて、ぶっとび状態
 クラシック音楽のあまり人気が上がらない理由として、だれの演奏を聴いても同じということがあると 思うので、すべてこのような大袈裟なコンセプトで望めば良いのにと思ってしまいますが、このような ド素人的な発想では、ダメなんでしょうね。さらには、現在のアーティストにとって、スター的な存在で ないのに、それをやってしまっては逆効果なんでしょうか。
 さて新聞に、前橋汀子さんの記事が載っていました。非常に懐かしく思いました。高校生のときに、 本荘文化会館で”ワルター・ウェラー”指揮、NHK交響楽団で、チャイコフスキーの協奏曲を聴いたことを 今でも覚えています。
 前橋さんは、昔のロシアで、ムラビンスキーの演奏に感動したとおっしゃっています。私も1980年代の 来日の公演を聴きに行こうとしたんですが、病気でキャンセルでした。
2010/07/14 ハードル
 年をとると、今まで簡単にできると思っていたことができなくなります。つまり、これは同じ目標であっても、 年齢によってハードルが高くなったということを意味します。
 最近、エクセルの住所データから、地図を作りたいと思っていろいろやっていたのですが、 結局はひと月あまりかかってしまいました。当初の目的は、エクセル住所データから マーカーマップを作成するというものダッタン人の踊り(もとい、だったんですが)、 以下のような予期せぬ壁と紆余曲折があり、大幅に時間を超過してしまいました。
 ・マーカーを2つ以上作成すると、2つ目以降の情報ウィンドウの名称がすべて同じになる。
   → これは、複数のid管理をしないといけないらしく、GoogleのAPIが、おそ松くん
 ・住所からジオコーディングする場合、数が多いと非常に時間がかかる。
   → たぶん、ある程度制限しているんでしょう。世界中をやられたら、トド松くん(イミフ)
 ・CSVファイルから読み込み、ジオコーディングしてから、データ保存するに変更。
   → 一回作成すると、座標データからの読み込みが早いので、チョロ松くん(またもイミフ)
実際に、500ぐらいのデータではどうなるか試してません。問題があっても悪しからずです。
 → どうせ誰も使わないだろうし。(イヤミか、しぇ〜)
2010/07/01 ヒット商品
 今年のヒット商品番付の上位に食い込むことが間違いないのが、”食べるラー油”でしょう。ためしに、検索で ”食べる”と入力したら、このワードが候補に出てきます。
 元祖ともいうべき、桃屋の製品は売り切れ状態だそうです。しかし、そこは何でも売れるものには寄生するビジネス 業界にあっては、絶対この流れに乗り遅れることはできませんので、最近はいろいろあるようです。
 やはり、うちもまがい物を見つけて買ってきました。どこのメーカーと思ってみたら、普通は容器に大々的に 会社の名前やロゴを表示しているのに、それがないんです。これは中国製とかと思ってみたら、 なんと”SB食品”でした。
 これは、どういう理由かと考えましたが、工業製品においては特許の問題とかありますが、商標関連の問題 なんでしょうね。良くみたら、”食べるラー油”ではなく”おかずラー油”と書いてあります。
 さて、私が実際食べた感じでは、それほどの感動はありません。しかし、所詮私は味音痴であり、 このようなヒット商品に対して”のたまう”資格はありません。
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