やぎじじいの戯言
2008/12/27
5の倍数
今年もあとわずかとなりました。昨年は巷で”そんなの関係ね〜”というのが流行っていましたが、今年は
”3の倍数”で盛り上がったようです。実は、私は昔からベートーヴェンの交響曲の作品番号を見るたびに、
”5の倍数”が非常に気になっておりました。
第1番 ハ長調 op.21,第2番 ニ長調 op.36(差)
第3番 変ホ長調 op.55
第4番 変ロ長調 op.60
第5番 ハ短調 op.67,第6番 ヘ長調 op.68(和)
第7番 イ長調 op.92,第8番 ヘ長調 op.93(和)
第9番 ニ短調 op.125
ショボネタですみません。また来年。
2008/12/23
きょうのぷちネタ
今日の読売新聞の朝刊を見て一言。
コボちゃんの発言はしょうがありません。ジジババは、親の責任として、おかあさんを自制させてやめさせる
べきだと思います。4コマ目の終わり方では、ちょっと最近の社会問題である、親の子供に対する責任放棄を垣間見たような。
2008/12/20
お天気
インターネットで情報入手する項目の中で、ニュースなどに次いで”お天気”はおそらく上位にくると思います。
実際に検索してみると、1位はヤホオ(普通はみんなヤフーと呼ぶ)ですが、私のオススメは”ウェザーニュース”
です。今年の台風13号を日本上陸しないと言い当てた唯一の気象機関だとか。これは全国の気圧を測定できる
装置を持ったモニター(モニターを持ったー)のおかげだそうです。
また、1時間単位の予報とかモバイルでは10分予報が可能であるサービスを始めたそうです。ゲリラ豪雨という
今年の流行語も生み出したのもここです。予報なので外れることが当然ありますが、確率が高いことが重要です。
私のサイトでも利用させていただこうと思い地図にリンクさせることを始めましたが、手作業が大変なのでしばらく
一部地域は対象外です。
2008/12/12
ぷちネタ
会社で仕事柄、日経BPの情報サイトを見ています。ここ最近ある女性のアップが出ます。美人では
ないので、仕事と関係ないものを見ているようには映らないと思いますが、それでもやはりちょっとは
考慮してほしいです。(美人だったら完璧に業務外サイトに思われます)
2008/12/11
検索履歴
キーワードを代えまくりながらウェブ検索を長い時間していると、あっという間にブラウザの検索履歴が
いっぱいになってしまいます。
もっと良い情報サイトがあるに違いないと期待して検索を続けていっても、結局前に見たあるサイトが一番
良かったりするのですが、再びそこにアクセスしようにも、ブラウザにたまった何百件にも渡る検索履歴から
見つけ出すのは至難の技です。
Googleのアカウントをもらうと詳細な検索履歴を見ることができるそうですが、Googleのサーバーに自分の
検索履歴が残されているのは気持ちの良いものではありません。そこで、自分のPCに検索日時と検索ワードを
履歴として記録して、これから辿って再訪問できるようにしました。
2008/12/06
年賀状
今年も年賀状の時期がやってきましたが、何年か前のラジオのCMで、年賀状の季節という恐怖がやってきました
というようなのをやっていました。たしかセブンイレブンだったと思いますが、だから印刷はお任せくださいという
内容でした。
これは私も含めて共感する方が多いかと思います。面倒くさがりの私は、昔は家族の写真で、最近はお店印刷になりましたが、特に面倒なのは実は宛名書きの方です。たまたま感熱方式のラベルプリンタがあったので、これに印刷して
ぺたぺた貼っていました。しかし、これはもらった方としては手抜きが見え見えで、しかも最近はラベルが茶けてきて、みっともないので、思い切ってインクジェットプリンタを購入しました。
よって、今年は遊び感覚で作成できるので、楽しい年賀状の季節となりそうです。でも、無駄に費用をかけたく
ないので、私なりの節約術を考えました。
・プリンタは独立インクの色数の少ないものを購入する。
・全体的に色合いが薄めの柄にする。(できれば”あけおめ”、”ことよろ”とだけ書く)
・筆○系の有料ソフトではなく、日本郵便の無料ソフトにする。(新登場なのでまだバグあり)
→宛名の方はこのままでは使えねーわ
・去年の残った年賀状を使う。(年寄りは気がつかない)
・出す相手の優先順位を付けて、下位の方から毎年少しづつ減らしていく。(せこい)
2008/11/24
廊下
イヤハヤ南友、困りました。前はテキストエディタとして”ワードパッド”を使用しておりました。しかし、
最近”メモ帳”でないと字が小さくて見えにくくなっていたのが、とうとうこれさえも困難になり、メガネを取って
パソコンの画面の10cm前で作業をしております。近視の人はメガネを取るだけで良いから、老眼に
は対処が楽と眼科の先生に言われました。また、視力の良い人は30代で老眼が始まる人もいるから
まだ”マシ”だとか。前にかかった別の先生曰く、2mmぐらい網膜が普通の人より後ろにあるから近視なの
だと言ってました。(目の中を計測したんかい!)
さらに、年をとると聴覚も衰えが進行していき、特に高音が聞こえなくなるのだそうです。でも、この現象を利用して、
たとえば、授業中に先生にわからないように生徒たちで情報交換を行うことができたり、逆に、ジジババに
聞こえないけれども、若者に聞こえる不快な音をコンビニなどのたまり場に流すと効果が
あるともいいます。
まあ、どっちにしろ我々は老化で不便になるのは間違いないです。
2008/11/22
律速
「律速」という言葉があります。”「律速」を普及させる会”というのがありますので、はじめてこの言葉に
触れる方は、まずはこのサイトを一度ご覧下さい。ところで、案の定、MS-IMEは”律速”を漢字変換
できませんでしたが、これは完全に予想できたことです。
さて、カラヤンのガラスCDや、SHM−CDやらHQ−CDに続き、Blu-spec CDなるものも登場しました。
昔の名演奏を最新の技術で蘇らせようという試みは大変良いと思うので、それらは歓迎すべきなのですが、
SACDにしろ、最終記録媒体で最高のパフォーマンスを発揮しても無駄だと思います。過去の古い音源は、
録音段階で「律速」しています。事実、昔のマスターテープにはかなりヒスノイズが入っているので、「律速段階」を
超えることはできません。
2008/11/16
Googleルート案内
Googleルート案内という車のナビのようなサービスが始まりました。ストリートビューとの連携により、
交差点の曲がるところなどがビジュアルに見えるので、今までのナビには無い機能として非常に
有用であると思われます。去年の夏に静岡に行った時、ナビ付きのレンタカーを借りたのですが、10m
ぐらいしか離れていない道路だと、ナビの指示があっても間違って曲がってしまうことがあったので、
そういうことが無くなる画期的なものかと思います。検索結果は、ドラッグすると部分的にルートが
変えられるのも便利です。GPS機能と合体すればまさにナビそのものになります。
ただし、実際に使ってみて不満がないわけではありません。まず、意外とビューが実際に自分の見た風景と
違う感じの場所があるので、初めての場所では何か目印になるようなものがないと、場所を見誤る可能性が
あります。また、ストリートビューには邪魔な車がいっぱい写っており、船橋市のある場所では、
バスが思い切り交差点のビューをふさいでしまっていました。検索結果は、わかりやすい名称でマイ○○
みたいな感じで保存できると良いと思うのですが、URL保存するか一件づつお気に入りに登録するかになります。
そこで、またGoogleトランジットのときのようにいじって遊んでみました。
メニューの”コンテンツ”−”車ルート検索”にあります。
2008/11/08
一発屋
まずこのネタで書き始めようとしたら、どうしても漢字変換で”一発屋”が出ません。マイクロソフトの
MS-IMEが中国に外注に出されたとかいう記事もありました。パソコンで日本語の文章をしょっちゅう書かなければ
ならない方は、お金を出してATOKを購入しましょう。
さて、まさかとは思いましたが、クラシック一発屋というCDがあることがわかりました。
こちら
曲目を見るとそれなりに共感できますが、エルガーが一発屋というのは納得がいきません。名曲のチェロ協奏曲や
エニグマ変奏曲があるし、愛の挨拶なんていう洒落た曲もありますので、一発屋の資格はありません。
また、真の一発屋は、その唯一の曲が超有名な曲であるとか、名曲でなければいけません。ということは、
サラサーテやカバレフスキーは完全に対象外です。それならば、個人的に小学一年生の時に音楽の授業で聴いた
”ガヴォット”を作曲したゴセックを推します。
さて私としては、結婚式や卒業式で誰でも知っている”カノン”の作曲者であるパッヘルベルと”惑星”
(木星の旋律をよくパクられてしまう)の作曲者であるホルストを東西の横綱として推挙しておきます。
2008/10/25
光学式レコードプレーヤー
レコードのスクラッチノイズに悩まされた時代から、CDの登場によって解放されました。しかしながら、
多くの名盤をそのまま埋もれさせるのはもったいないと思っていて、光学式のレコードプレーヤーが登場
しないかと期待していたら、いつのまにかレーザーターンテーブルというものがあることがわかりました。
価格は100万円ぐらいのようです。レコードをスクラッチノイズを気にせずに再生できるのであれば
安いと言えるかもしれません。これはと思って調べましたが、そう簡単に良いと言えるものではなさそうです。
まず、光学式とはいえホコリなどの影響は受けるために、洗浄装置がオプションであるようですが、
その価格が10万円を超えるようです。プレーヤーが100万円なので、それに比べれば大したことはないのですが、
洗う手間や洗浄液のコストが問題になるかと思われます。
実際、この夏に実家にあるレコードを普通のプレーヤーで何枚か試聴してみましたが、音の劣化の程度が良いものと
そうでないものがありました。
30年以上前のものなので、ひどいものは単なるホコリや汚れではなく、カビが発生しているのでしょうが、
聴くにたえない状態に品質が劣化しているものも多いかと思われます。(どんなに古いレコードでも洗浄不要で、
本体10万円ぐらいなら絶対”買い”なのですが)
2008/10/19
メルアド
最近あまり迷惑メールの話題を聞かなくなりましたが、ひところケータイメールが流行り出したころ、社会問題になった
ことがあります。このときは、容易に推測されるメルアドを使用した場合、パソコンから○○@docomo.ne.jpというように
メルアドを作成して、大量にメールを送りつけるという方法がとられていたので、名前や苗字をそのまま使用しないように
すべきであると言われたことがありました。
ところで昨今のメルアド事情ですが、クソガキのいるクソババア(おっと苦情が来る可能性があるので訂正:お子様を
お持ちのお母様方)のメルアドが、”子供の名前.mam@ドメインネーム”というのが
流行っているようです。たしかに、ババアになっても子供からすれば何歳になってもmamには違いがないのですが。
PS
このホームページの名称も、今思えば年齢を詐称してもっとしゃれた名前(やぎパパ@○○研究所)とかにすれば良かったかも。
2008/10/12
続続Googleトランジット
ここ一二週間、グーグルトランジットにハマってしまいました。単純に検索URLを作成して
投げるだけのプログラムを作成しているのですが。
A地点の最寄り駅であるB駅またはC駅から、D駅またはE駅が最寄り駅の
F地点までのルートを検索する場合、A地点とF地点を入力するだけで最適な結果を
出してくれれば良いのですが、必ずしもうまくいくとは限りません。結局は、B→D、
B→E、C→D、C→Eの乗換案内検索もやってみないとわかりませんので、それが
簡単にできるように変更しました。
2008/10/05
続Googleトランジット
この前グーグルトランジットを絶賛したばかりですが、いろいろと試してみると完璧ではなさそうです。
駅までの徒歩の時間に差がある2駅がある場合、どうしても近くの駅を優先してしまうようで、少々問題が
ありそうです。
ある徒歩6分と徒歩9分の2つの駅がある検索の場合、時間順、料金順、乗り換え回数順のどれをとっても
徒歩9分の駅の方が優れているのに、必ず徒歩6分の駅の方を結果として返してきます。従って、この辺は
直接駅の名前を入力してあげないと、所望の結果を得ることができませんでした。
これでは、せっかく作成した”お出かけ検索”が使いづらいので、使い勝手が良くなるように変更しました。
・出発地はとりあえず一箇所固定して保存することにしました。
・目的地は5箇所まで保存できるようにしました。
メニューの”コンテンツ”−”お出かけ検索”にあります。
2008/09/28
グーグル
グーグルが今年10周年だそうです。インターネット社会の発展とともに、数々の画期的なサービスを
提供して、たった10年でとんでもない優良企業にまで上り詰めました。今度10周年を記念して、一般の人から
優秀なアイディアを募集して、そのために1000万ドルを提供してくれるとか。
最近のグーグルのサービスでは、ストリートビューが非常に注目を集めました。なんでもプリウスの
屋根の上に全方向を撮影できるカメラを積んで、撮影しまくったものらしいですが、私が個人的に役にたつと
いう点から最も気に入っているのはグーグルトランジットの方です。
世の中に乗り換え案内は数多くあれど、出発と目的地に普通の住所を入力できるものは、私の知る限りこれ
ぐらいしかありません。最寄り駅が2駅以上ある場合に便利ですし、何より住所や地名そのものが入力できるので
本来の目的に合った使い方ができます。ですが、良いところばかりではなく、私の好みで言えばちょっと
使いにくいと感じているところがいくつかあります。
・出発と目的地を記憶してくれないので毎回入力しなければならない
・着時刻で調べることが多いが、デフォルトは発時刻となっている
・時刻は5分単位ぐらいの選択で良いと思うが、何時何分の入力が意外と面倒
ということで、ちょっとだけカスタマイズの”お出かけ検索”を作成しました。
2008/09/23
ガイド本
ある曲のCDを購入しようと思ったとき、数種類とかでも迷うのに、十種類以上あると本当にその選択に
困ります。こんなときに頼りになるのが音楽乃友社の”レコ芸”をはじめとするガイド本です。この夏に実家に
帰ったとき、約20前に発刊されたものですが、大変参考になると思われる”名曲名盤500”というものを
見つけて持ち帰りました。
これは、音楽評論家の方が、持ち点10点を自分の選ぶベスト3に振り分けてコメントするというものです。
一曲に10人ぐらいの方々が評論するのですが、500曲を分担しているのでその人員は当時活躍されていた総勢
50人ぐらいにわたっています。
さて、ここで一番目を引くのは、ご存知の宇野功芳さんです。氏の論説から賛否両論あるとは思いますが、
ここでも宇野節は全開です。まず10点の配分を、他の方はバランス感覚をもって振り分けていますが、宇野さんは
7点2点1点は当然として、8点1点1点や、時には9点1点0点も出してしまいます。これには編集者の方は、
もう少し配分を考えてと思ったのではないでしょうか。しかも、たった数行のコメントなのですが、このような
点数配分ですから、ベスト以外は必要ないみたいな一方的な評論もあります。しかし、私は氏の評論はおおかた支持して
おりました。よって、好みの音楽もしかりですが、ある意味では偏狭な考え方を主張できる人間性形成に役立ちました。
(それは自慢かい)
宇野さんは、ここ数年来演奏活動に従事されているようで、写真を見る機会があったのですが、月日の変遷は
無情です。毒蝮的表現によれば、死にぞこないのじじいと化しておりました。(明日はわが身)
今後のさらなるご活躍をお祈りしております。
2008/09/13
顔
最近のCDショップのクラシック売り場で前面にある目玉商品は美人演奏家のCDのようです。
個人的には歓迎したいところですが、果たしてこれが演奏本位のはずのクラシック音楽で良いのかと
若干疑問に思います。その次の売りは、カラヤンなどの往年の名演奏家のCDです。もっと、
現役の”おっさん”や”おばはん”に活躍していただきたいと思います。
よって、本当は誰がお気に入りとか書きたいところですがやめときます。
(結局、美人演奏家が好きなんじゃん)
ちなみに、宮本笑里さんのお父さんである文昭さんは、私より年上の完璧な”じじい”年齢のはず
なのですが、なぜあんなに若く見えるのでしょうか。若く見えるだけでなく、我々”じじい”から見ても滅茶苦茶
かっこ良く見えます。もし、今後指揮者としてデビューするようなことがあった場合、シビアにレビュー
させていただきたく存じます。
さて、演奏家の顔といって最近の私の一番の押しは、指揮者である、ワレリー・ゲルギエフさんです(外人に”さん”
付けはやっぱり変)。今年の初めだったと思いますが、”春の祭典”をTVでやっており、演奏は非常に良かったです。
あなたはその曲想ぴったりの顔で演奏をアシストしていました。でもそれは反則です。
2008/09/06
クローン
EACを使用すれば、CD−DAフォーマットで記録された音楽CDのクローンを
作成することができます。しかし、これは正確に言うと完全なクローンではありません。
音楽CDは、本来”1”という信号が2回以上続くことはなく、逆に”0”は2回以上続くように
変換して記録されているそうです。従って、あるランダムな確率で発生した上記ルールと異なる信号を
検出した場合は、誤りだと分かるので訂正します。原盤が汚れていたりして読み取り性能が悪いものでも、
EACがデータを補正して書き込みを行い、こちらの方のエラーが少ないと、作成したクローンCDの方が
正確なディスクであるということになります。
さて、これとは直接関係ない話なのですが、最近家で私は”ドリーちゃん”と呼ばれています。
こちらはクローン羊(これが”忠実な羊かい”?)であり、”やぎ”ではないのですが、一緒くたにされてしまいました。
おまけに次のような似顔絵まで書かれました。
こちら
2008/08/28
オリンピック雑感
北京オリンピックが終了しましたが、今回の大会ほど”銀”や”銅”のメダルの
価値を高いと思ったことはなかったのではないでしょうか。これまでは、日本がメダルを
取っても、なんだ”金”でないのという感じがどこかにあって、金と銀銅との間には大変
大きな差があったように考えますが、今回はそうではないんだというように実感した方は
私だけではないと思います。
その辺の心温まる話題や、相変わらずのマスコミの横一線報道におかしいと思っている方の
意見は他のサイトに譲るとして、ここではなんか変だと思ったことで戯言を書きたいと思います。
まず、ソフトボールの決勝トーナメントで、1回負けても優勝できるというのは、かたや真剣
一本勝負の競技を行っている中、大変違和感を覚えました。正直、日本が金メダルを取ったと聞いても
完璧に白けました。まず、決勝進出の1位と2位が戦って、また最後に別の決勝を行うという考えがおかしいです。
まだ、野球のように、予選4位でもトーナメントで全部勝てば優勝できる方が納得できます。
星野ジャパンが負けたことより、このソフトボールのでたらめルールに腹が立ちました。
そういえば、WBCの野球も対戦のしかたがちょっと変だと思いました。
次に、レスリングのカラーボールについてです。くじで当たった方が有利な体勢から始められると
いうこのルールは、神聖なスポーツを完全になめており、上記ソフトボールと同様にめちゃくちゃです。
国内予選とかならまだわかりますが、正々堂々のスポーツマン精神を踏みにじるようなことが、
天下の五輪で採用されていることは信じられません。
最後に卓球についてです。エッジボールでポイントが入ると、相手に”ごめんね”という
仕草をするのがマナーだそうですが、逆にガッツポーズもんだと思うのは私だけでしょうか。
まあ、これが卓球特有の暗黙ルールならば仕方がないのですが、私に良い解決策が浮かびました。
それは、台を2〜3cm大きくして、エッジボールはアウトにしてしまうのです。
これはナイスアイデアだと思うのですが。(誰か他にも考えた人がいるに違いない)
2008/08/23
得した気分
この連休に実家に帰って、昔購入したCDを回収してきました。ひとつのダンボールに詰め込んで
送ろうとしましたが、どうしても無理なので最終的に取捨選択を行いました。結局、いつでも聴ける
ような有名曲や全集で手元にあるような曲は置いてくることにしました。
しかしながら、どうしても3枚が入りきらないので、これはバッグに入れて持ち帰ることになった
のですが、どうせ2〜3日後には自宅に届くので、あまり考えずに、最後に手元に残ったヘンデルの
合奏協奏曲作品6の3枚を持ち帰りましたが、やっぱりすぐにリッピングを行って聴きました。
さて、休日の朝7時頃に車で家族を送ることがあって、NHK−FM”朝のバロック”のテーマ
音楽が流れているのを聴くことがあるのですが、どうしても曲名が思い出せませんでしたが、今回
たまたまこのCDを持ち帰ったため、作品6−10だったということを思い出しました。
もし、直接持ち帰ったのがこのディスクでなければ、このことがわかるのが何ヶ月か先だったでしょう。
なんか、ちょっと得した気分です。
2008/08/14
だじゃれネタ3題
この前バスに乗っていたら、手作りピザのお店という看板が見えました。ピザに限らず最近手作りが
重宝されるという傾向があるように思いますが、人の手の汗や手垢が入るのでおいしくなるんでしょうか。
(あるわけない。)
ところで、
手作りピザのお店 ・・・ 合法
手作りビザのお店 ・・・ 犯罪(ブラジル一人前お願いします)
メンデルスゾーンの交響曲「宗教改革」という曲は、それほど有名ではありませんが、結構いい曲です。
ここ何十年も聴いていなかったので、なんか急に聴きたくなりました。ところで、
宗教改革 ・・・ 合法
宗教家威嚇 ・・ 犯罪(どない落とし前つけるねん)
最近、家のカレーが前より辛くなったと感じるので、加齢(しゃれになっています)によって味覚障害が
始まったかと思いましたが、単に甘口を中辛に変えただけのようです。辛すぎるようであれば、特別に
私専用のものを作ってくれるそうです。ところで、
星のおーじさまカレー ・・・ おこちゃま用チョ甘
星のおじーさまカレー ・・・ これも犯罪(カミさん曰く天の星になれる)
2008/08/09
日本柔道連盟の選択
やはり最近の大会の勝者をオリンピックに送るべきでした。過去の実績とかいうのは通用しないのです。
もし、ちゃんと勝者を送って負けたのであれば日本国民は納得すると考えますが、おかしいと思っている人は多いでしょう。
とは言っても、銅メダルは非常に立派だと思います。それより、一番疑問なのは、”教育的指導”(今は教育的はつかない)
というルールや微妙な判定とかではなく、試合時間が5分しかないということです。
あの激しいボクシングとかでも30分はやるのです。15分ぐらいの設定で、もっと”技あり”や”一本”で決まるような
元々のスタイルに戻すべきです。
2008/07/30
とりあえずビール
飲み屋へ行って「とりあえずビール」というのが定番ですが、笑い話で、「お客様、申し訳ございません。当店は
”とりあえずビール”は置いてございません。”サッポロ一番味噌”と”キリン二番煎じ”になります。」
てなことがあります。
さて、あまりクラシック音楽を聴く機会がない方に、どんな曲から聴くのが良いかと尋ねられることがあるかも
しれません。でもって考えたのですが、おそらくそういうサイトはたくさんあると思いますので、私としては、
あまりここではあれこれ発言しないで、一言だけ「とりあえずベートーヴェン」とだけ答えておくことにします。
彼は、星一徹のような親父に厳しく育てられ、青春時代に恋人に振られるは、晩年は聴覚を失うは、決して
幸福な人生だったとは言えません。ですが、彼の音楽には喜びや希望が溢れています。どんなジャンルでも良いので、
一曲聴いてみることをお薦めします。
これでベートーヴェンにハマるも良し、ここからモーツァルトやバッハに遡るも良し、ロマン派を経て近代に
進むも良しだと思います。
2008/07/24
姑息な手段(後編最終回)
やはりページランクの基本はリンクだと思われます。よって、Aページの最後にBページのリンク、
Bページの最後にCページのリンク・・・というようにすれば全ページを巡回してくれそうです。
でもちょっと待ってください。そんなことをしてサイトの検索順位を上げてもむなしいだけです。
本来の目的は、私がサイトで探してもなかなか見つからなかった情報を自分のように困った人に公開
することです。
そういう観点からすると、4/12のログのように、一部に有用なキーワードを埋め込んでおくことが
最も良い方法であると結論づけます。
最終回終わり
2008/07/23
姑息な手段(後編)
更新頻度が高いとページランクが上がる要因になると言われています。
しかしながら、大手のニュースサイトならいざ知らず、個人のホームページにクローラがやってくるのは、
このサイトで見ても1〜2週間ほどの間隔が開いているように見られます。ですから、毎日更新しても
あまり効果が無いと思われます。
たとえば、この内容で毎日1行ずつ書いて、1週間毎日更新したとしてもそれは、アホなことやと思います。
後編最終回へ続く
2008/07/22
姑息な手段
今回の書き込みが本ホームページの最終章となります。短い間でしたがありがとうございました。てなことを
7/1に書きましたが、この手のものがTVドラマでまたあったようで、やはりモノマネ方式は健在のようです。
しょうがないので、そのネタをいただきます。今回は前編/後編(最終章)でいきます。
前編:本ホームページを立ち上げて、約3ヶ月が経ちました。アクセス数が伸びません。
が、姑息な手段で良いテクニックがあるようです。
後編(最終章)へつづく
2008/07/17
女子高の・・・・・・・
(そういうタイトルはやめなさい)
最近、その日にあった事柄でログを書こうにも、なかなか良いネタがないため、
しかたがないのでネタ帳にメモしていたものを使おうかと思います。
(ネタ帳といいながら仕事で使っているノートやんか)
さて、何年か前のことになりますが、FM放送で高校オーケストラのコンクールの
放送を行っておりました。その時たしか第2位だったのですが、千葉女子高校の
すばらしい演奏には驚きました。ヘタなプロのオケ顔負けといったものでした。
曲はチャイコフスキーの交響曲「ポーランド」の第一楽章で、この曲はこんないい曲
だったっけという感想を持ったことを今でも覚えています。なにしろ演奏がこのうえなく
活き活きしておりました。このすばらしい演奏は、生徒の演奏はもちろんですが、
指導者であるだろう先生の力量にもよるものと思います。
第1位は、「禿山の一夜」を演奏した高校でしたが、私に言わせれば選曲ミスであり、
自分が審査員だったら逆の順位をつけたでしょう。
ところで、千葉女子高校は案外近いので、今度定期演奏会でもあったら聴きに行きたいなと
思いましたが、私のようなものが行くと、別の目的で来たと思われそうなのでやめときます。
2008/07/10
じじいVSばばあ
本日会社の健康診断がありました。高血圧の私はいつもどおり再測定になってしまいます。”ばばあ”でなくお若い方に
当たるのを期待していましたが、日ごろの行いが悪いせいか”ばばあ”にあたりました。(じじいだからしょうがない)
それで、その”ばばあ”が一回目の結果とかを書きながら、深呼吸して2回目を測りますと言いながら、
問診表に書いている間に忘れてしまって、次の検査へどうぞと言いました。こちらとしてはラッキーでその場を去った
のですが、あとの検査で、”高血圧の人2回目測定すべし”みたいなルールがあるんでしょうか、別の検査のところの
若い方から、もう一回測ってくださいと言われました。
→本日の教訓:企業の健康診断を行って荒稼ぎする、なんとか予防なんとかという団体、ろくなもんじゃない。
(ばばあでなく、もっと若い娘出せおら)
2008/07/06
バーンスタインのマーラー新録完了
今年になって、20年来の私のバーンスタインのマーラー新録シリーズの購入がやっと完結しました。当時ちょうど結婚と
タイミングが合い、”悲劇的”というタイトルと”亡き子をしのぶ歌”で変に縁起をかついで躊躇したため、現在に至りました。
たしかに、どなたかの指摘のとおり、第4楽章のハンマーは期待しすぎの方にはちょっと物足りないかもしれませんが、
総合的にはこれ以上の演奏は想像がつきません。20年我慢したかいがあったというものです。
さて、他の曲は20年以上前に国内盤と輸入盤とで、ほぼ半々で購入しているのですが、明らかに信頼性に差がでています。
輸入盤の方は、記録面はアルミの腐食ではないかと思われる斑点が発生しているものがあったり、レーベルはクッションと
して入っていたスポンジにくっついて表示が消えているものがあります。一方、国内盤は見た目の大きな変化はありません。
2008/07/01
やぎじじいの戯言最終章
今回の書き込みが本ホームページの最終章となります。短い間でしたがありがとうございました。
てな感じのドラマの最終回だと思わせぶりの放送が各局とも横行しているようです。また最近では、どんな
番組においても”山場CM”が存在し、辟易しております。
私の本ページも今回で最終章となりますが、最終章=最終回ではなく、来週以降も頑張って生きている間は続けようと
思います。6/10にも書きましたが、結局日本の放送局のものまね方式は、いい加減にしてほしいと思います。
2008/06/29
擬似ステ続報
SoundEngineを使った擬似ステ化を行なおうと思い検索していたら非常に良いホームページを見つけました。
→TMC音楽編集工房
フルトヴェングラー/バイロイト祝祭管の第9で早速ためしてみないとと思いCDを購入してきました。
ジャケットが、当時レコードで持っていたEMI盤と同じ、特徴ある何とか体フォントで書かれたものです。
さて、酒を呑んでほろ酔い気分で行おうとしましたが、酔っ払った状態ではできそうもない難しいレベルです。
すぐにはちょっと無理かと思いますので、モノラルのまま何十年ぶりかで聴くこととします。
とりあえず擬似ステ化は先送りです。
2008/06/24
擬似ステレオ
昔、本格的に音楽を聞き始めたきっかけは、近所で公演を行ったNHK交響楽団の演奏会を聴いたことでした。
当時は、フルトヴェングラーのベートーヴェンあたりからレコード購入を開始しました。知識の乏しい私は、
モノラルとかステレオということなど全く気にしていなかったのですが、この購入していたEMI盤は、擬似
ステレオと言われているモノラル音源から電気的に信号処理を行ってステレオ化したものでした。
ある日、ワルター/NPOのレコードを購入したとき、モノラル録音の不自然さに気づき、ステレオや擬似
ステレオがあるということがわかりました。ただし、私のように擬似ステレオ化を歓迎する人間がいる一方で、
このように音源に手を加えるということに否定的な人もいるようです。
パソコンで何でもできる今の時代、モノラルCDを擬似ステレオ化できるツールがあるはずと思ったら、
やはりありました。SoundEngineというツールをそのうち使ってみようかと思います。またこのソフトは、
録音レベルの低いCDをリッピングした時の調整としても活用できそうです。
2008/06/10
マスメディアについて
今回は音楽と関係ないところで前から思っていたことをお話させていただきます。
日本のマスメディアは、たぶん外国のメディアに比べると、独自性がない同じような報道をしているように思います。
いつもの同じ時間帯の同じようなテレビ放送もしかり、かなりの思想の違いがあるはずなのに、新聞報道はどこもかしこも
ほとんど同じように見受けられます。
特に顕著なのは、スポーツや芸能界の報道です。これら分野は、人気にあやかり視聴率や購読数に直接影響する
ので重要なのはわかるのですが、かなり足並みが揃い過ぎていると思います。
例えば女子スポーツでは、男性の好みにターゲットを絞った(私も年寄りながら同類項なので、同感できるのですが)
ビーチバレーやバドミントンやフィギュアスケートなどは行き過ぎであると言えます。
(女子でもゴルフや柔道など容姿より注目度重視というジャンルもありますが、容姿重視のおやじは、山岸さんや
福見さんを応援します。)
しかし、ここ何年かの話題の中で最も不思議に思ったのは、”青色LED訴訟”の審判に対する報道における
ものです。
大手新聞社でさえも、こぞってみんな発明者の側に味方したものでした。唯一、新聞関係では日経の記事だけが先入観を
排した”事実”を追求するというものでした。
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2008/06/01
演奏論評について
昔レコードを購入する際の指標として、”レコ芸”を参考にしておりました。最初はひとりの方の評論でしたが、
いつからか2人の評論になって、”特薦”と”推薦”というマークが付くようになりました。しかし、冷静に考えると、
所詮たったお二方の人間の意見でしかないわけです。自分が同じように感じるかどうかの保証は
全くないわけです。それに比べると、現在のWeb上の多数の人間の意見を参考にする方が指針として良いと
いえます。非常に便利な時代になったものだと痛感します。
たまたま、1986年のチェリビダッケの日本公演のCDがあることがわかりました。この演奏会には、私も
足を運びその実演を聴くことができました。このCDの評論だけに限らないのですが、ここにあるような賛否両論の
意見が飛び交うことは非常に良いことだと思います。テンポがものすごく遅いというのは客観的にわかりますが、
これを好き嫌いどちらと感じるかは人それぞれです。ちなみに、このCDを購入するのは、先の楽しみに取って
おくこととします。もしかしたら、当時の感想と違い、聴いてがっかりする可能性もあると思います。
この演奏会で最も印象的な出来事は、氏が盛大なアンコールに対して何度もステージに出てきたときに、危なく
ふらっと客席に落ちそうになったことです。
今回の私の意見です。”評論は易し、演奏は難し”。
2008/05/20
超廉価CD
ハルモニア・ムンディの50枚組のCDが、6千円ぐらいで発売されていることを知りました。1枚あたりの
単価がたったの100円ちょっということになります。これを見たとき、50枚組なのだけれども、きっと
10枚組とかで単価が設定されており、これが6千円なのかと思いました。しかし、50枚がこの値段で
あることを知り驚きました。
このレーベルは、バロック音楽を中心としたレパートリーの超有名ブランドであり、私の実家にも30年
ぐらい前のレコードが最低1、2枚は眠っているはずです。今回の内容を見ても、投げ売り的な感じはなく、
最近の録音も含めた超お買い得盤であると言えます。
ダウンロードはしない、CD購入派の私としては、今後も考えると、こういうのは歓迎したいのですが、常識的な
価格設定の域を超えているようにも思えます。さすがにCDの製造原価から逆算し、アーティストへの印税も
ほとんど支払われないのであれば、商品としてはちゃんと成立していることはわかります。
それから、この手の全集ものは、1度も聴かれない、いわゆる死にディスクが出てしまうのですが、
これだけ安いと、10枚めっけもんのディスクがあれば、十分もとが取れてしまうということを考えると、
このことからしても、驚異の価格ということになります。
2008/05/03
開 設
ホームページ”やぎじじいの戯言”を開設いたしました。”戯言”は”ざれごと”とも”たわごと”とも読むようですが、
ここでの名称は、”ざれごと”です。(そんなのはどっちでも良いことです)
○○じじいの戯言という名称で検索するとかなりヒットします。第2候補だった”じじいの館”も多数ヒットします。
みんな、似たようことを考えます。”しゃこたんブログ”でも多数ヒットします。
(それはここでは関係ない)このサイトの目標は、”じじいの戯言”で検索して上位にくることです。できるだけ頑張って
頻繁に更新したいと思います。
さて、Googleなどで検索すると、一瞬のうちに検索結果を返してきます。これは、とってもすごいことだと思いますが、
なぜこんなことが可能なのでしょうか。それは、予知能力を持つサーバーを使用しているからです。(それは嘘です)
実は、”クローラ”という世界中のWEBサーバーからキーワードを取得するソフトが、巡回しまくってデータベース化
しているのです。(昔はこの辺の道路は”カローラ”が走り回っていました)
ということで、検索で上位にくるようにするため、キーワードの打ち込み間違いがあっても良いように、仕込みをして
おくこととします。
やぎ ヤギ 山羊 じじい じい 爺 ジジイ ジイ 戯言 戯れ言 ざれ言 たわ言 ざれごと たわごと
2008/04/12
やぎじじいの戯言
準備中です。GW明けぐらいに開設したいと思っています。
●キーワード
Exact Audio Copy EAC EAC
CUEシート CUEシート オフセット 無音gap 無音ギャップ 曲間
CD CD リッピング クラシック音楽
圧縮 エンコード WMA MP3
2008/03/30
ストレスが溜まるCD
ナイスCDの登場です。実は、本企画は、この手の音楽が好きな人には、ストレス発散できる音楽を
集めたものということで大歓迎です。ただ、選曲に際しては、第一段はもっと有名曲に絞ったほうが良かったような
気がします。あと、春の祭典の第一部を三曲は偏りすぎです。(20世紀音楽の最高傑作ですが)
第二段の企画の際には、ぜひ参加させてもらいたいです。(それは無理というものです)
こちらで試聴できます
2008/03/16
昔 話
このサイトでは、私の昔話をネタにして、”枯れ木も山の賑わい”(私の好きな言葉)状態で運営していきます。
さて、1982年10月1日にCDが発売になりました。その昔から、レコードは”パチパチしていや〜”と思って
いたので、このとき、ちょうど日帰り出張ついでに秋葉原に行って、予約者以外購入できないと言われながらも、
何軒か廻ってソニーのCDP−101を購入することができました。
当時は、メディア種類が少なく、クラシック以外の、ボブ・ジェームスや松田聖子のCDも購入しました。
2008/02/10
カリンニコフの交響曲
NAXOS盤かCHANDOS盤か迷いましたが、ネットの口コミ情報を見て、直感的に後者にしました。
第1番の冒頭を聞いたときに、微妙な節回しに多少違和感をおぼえました。ですが、何回も聴くうちに結構いいなと
思えるようになりました。どちらかというと、1番も2番も後半の楽章が好きです。
第4楽章ははつらつとした感じで、発砲酒のCMのBGMに良いかと思います。ビールではなくなぜ発砲酒かと?。
やはり、ビール(特に最近はやりのプレミアム系)には、もっと重厚な曲が良いでしょう。
2008/01/25
録音技術
クラシック音楽を聴く上で、一番残念なのは、あと10年録音技術が早く進化していたら、どんなに良かったか
ということです。フルトヴェングラーなどの1950年代の名演が、完全に現在も聞くに耐えうる音質であると
いうことになります。
トスカニーニ指揮のレスピーギ”ローマ三部作”は、名演の誉れ高いと有名ですが、昔CDを購入したとき
がっかりした記憶があります。結局、この手のオーケストレーションを駆使した、音も良くて”なんぼ”の
曲は、音質いまいちのモノラル録音はお奨めできません。
同様の理由によって、ベートーヴェンの第9を初めてを聴いてみたいという人に、私はフルトヴェングラー/バイロイト
祝祭管ではなく1970年以降の、演奏イマイチでも良音質の録音のものをお奨めします。
(これは、ある意味、性格よりもかわいい娘が良いというスケベじじいの考え方ですね)
2008/01/10
20万円のCD
カラヤンのベートーヴェンの第9が20万円だと。比較用のポリカCDが付属しており、本製品はガラス製
(ガラスといえども種類は多様ですが、価格からして当然”石英”でしょう)だそうです。
実際に聴いた人はあきらかに違うと言っています。また、同じ従来のポリカ樹脂系を改善した”SHM−CD”なるものも
登場しています。ほんとうに、これらはマスター音源に手を加えなくても得られた効果なのでしょうか。
CD−DAフォーマットのCIRC誤り訂正で、多少であれば読み取りデータに欠落があっても、復元できるはずです。
もし、CDの透明基板層の材質によって、確かに音が変わるというのであれば、真の意味でディジタルとは
いえないので、当然そう思ってきた消費者を欺いてきたわけであり、技術的に即刻改善すべきです。(いきなりのマジ切れ)
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