無音部ギャップテスト
 EACを起動したら、CDをドライブに挿入してから、まずは、”アクション”−”ギャップ検出”−(”無音部のギャップをテスト”)を 実行してください。この時ギャップが10秒以上の値になっているのであれば異常ですので、再度ギャップ検出を行ってみてください。
 そのあと、ここは議論の分かれるところかもしれませんが、私は”アクション”−”次のトラックにギャップを追加”を 選択しています。理由は下記によります。
 ”前のトラックにギャップを追加”でも良いのかもしれませんが、いずれにしても常に同じ方で統一することとします。
 たとえば、交響曲が2曲入っているCDがあるとします。1番目と2番目の間には、当然無音ギャップが存在します。
 楽章間には、無音部があるものも無いものも存在します。このようなCDの場合2番目の曲の前にプリギャップという形で無音部が入っていることが多いです。 よって、私は上記のようにしています。

ギャップの説明
 ここで、後でCUEシート(キューシートであり、クエシートではありません)による分割のときに重要になるギャップの付け方について、 先に説明しておきます。以下のようなサンプルがあるとします。

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  □: 無音ギャップ
  ■: 曲
  |: トラック間

 この例では4番目と5番目のトラックに無音ギャップが存在していますが、リッピングして分割したときにどのように無音部を付けるかを、 EACでは自由に選択することが可能です。
 ”ツール”−”CUEシートに基づきWAVEファイルを分割”で、1枚のCDを自由にファイル分割できますが、 以下の方法が選択できます。

 ”ギャップ込み”は、前のトラックの最後に無音部が取り込まれます。
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 A|■■■■|
 B|■■■■□|
 C|■■■■□|
 D|■■■■|
 
 ”訂正済みギャップ込み”は、次のトラックの最初に無音部が取り込まれます。

 →私はこちらを推奨

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 A|■■■■|
 B|■■■■|
 C|□■■■■|
 D|□■■■■|
 
”ギャップ無し”を選んでしまうと、以下のように無音部が消去されてしまいます。
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 A|■■■■|
 B|■■■■|
 C|■■■■|
 D|■■■■|
 
”単一のインデックス”では、以下のように、無音部もひとつのファイルとして作成されてしまいます。
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 A|■■■■|
 B|■■■■|
 C|■■■■|
 D|□|
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 F|□|
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