やぎじじいの戯言
2009/09/23
貧乏くじ
ここ2、3日のニュースで一番感じたことをひとつ書かせてもらいます。それは、八ッ場ダム(たぶん、ATOKといえども
”やんば”からは変換できないでしょう)のことです。前原大臣が、基本政策にしたがって、中止の方向で考えていますと
発言したらいろんな反論が交錯して、いきなりちょっとした袋叩き状態になってしまいました。各意見は以下のとおりです。
・地元住民:自分達が建設賛成に変えたので、絶対やめて欲しくない
・国民世論:民主党のマニフェストとして、やっぱやめるべきでしょう
・放送媒体:面白い方向に持っていきたいのがみえみえ(こいつらは論外)
この件に関して、おそらく前原氏が自分の本音を排して、それぞれに最大限に配慮するという姿勢がうかがえますので、
これには同情の余地があります。最終結論がどうなるにしろ、今そう対処するのが最適解と判断したのでしょう。
今回、見方によっては革命が起きたに等しいわけですから、これまで政府が約束したからというのも通用しないし、
独裁国家ではないので、当初の考えを有無を言わさず通すこともできないので、非常に難しい状況に直面したといえます。
前原さんの場合、”代表”時代に偽メール事件で大変なことになってしまい、またも今回面倒なことが舞い込んできたかという
感じに見えてしまいます。
2009/09/22
どっちもどっち
以前私が記事に同感して、”姑息な手段”と評したもので、ドラマの最終回に近づいて”最終章”という表現で
つないでいるものがあると書きましたが、本日の読売新聞の編集委員がまたも指摘しています。それは、民放での
スポーツのメインイヴェントで、間もなく始まるといいながら一時間経っても始まらないのは、日本語の
表現が間違っているということと交えて評論しています。こういうことは、メディア全体の常套手段であり、
読売新聞あんたもあるやろとか、そのせいで、”マスゴミ”という言葉が生まれたんだろうと言いたい気持ちです。
前回の選挙で、小泉チルドレン(彼らは子供ではない)とか、今回の選挙で小沢ガールズ(ほとんどがババア)という
言い方をしていましたが、あるメディアが独自に使うならまだしも、どこも相乗りすることが奇妙に思います。
東京特許許可局で商標権や著作権を管理してくれるはずなので、最初に言い出したところが独占的に使用したらどうで
しょうか。
さて、この民放を槍玉にあげている読売新聞もいい加減な新聞社です。まず、私がかつて記事に意見を言ったことが
ありますが、それに対しては、まったく”無しのつぶて”でしたし、何よりいつも思うことは、自社と週間誌などとの
訴訟問題を社会面に大きく掲載するという、それこそ自分勝手以外の何ものでもないでしょう。
しかし何より一番思うのは、最近ちょっと見ていませんが、あの死にぞこない爺です。うちがプロ野球の巨人ファンで
なかったら、即刻読売新聞は解約しています。
→このシルバーウィークは外出する予定もなく暇なので、いっぱい書いてしまいました(ちと寂しいかも)。
2009/09/20
生き方の選択
ある精神科医の書いた本の人気が絶大のようです(前のログの使いまわしですか?)。内容は、普通の幸せを
手にしているにも関わらず、もっと高い目標に向かって努力し、それに届かないから満足できなくて、あげくの果てに
悩んでしまっている方が多いので、それに対する助言を書にしたものらしいです。その背景には、
自己啓発本などに触発されて、要らぬ努力を虐げられている人が多いという状況があるようです。
その中で具体的に引用されているのが、女性の成功者の象徴とも見られている、ある超やり手のスーパーババア
のようです。そういうのに洗脳されてしまわないように、じじいである私からも、老婆心ながら(これは良いネタかも)、
人それぞれできることは異なるので、努力は不可欠であっても自分なりの生き方をしてくださいと言いたいです。
私も会社の研修で、会社で成功するための自己啓発に役立つ著書を薦められましたが、購入する気は
これっぽっちもありません。出世街道に乗れず定年までカウントダウンの自分としては、そんなものは重要だと
思わないし、これからは多方面での不慮の事態になったことを想定して準備をしておくということの方が
よっぽど大事であると考えています。
→保険勧誘の方へ:保険に入りたいと言っているのではありません。
2009/09/19
便乗商売
村上春樹氏の1Q84の人気が絶大のようです。出版部数も相当なようで、本屋に山積みされているのを
見てなるほどと実感しました。何かのきっかけで、この小説には、ヤナーチェクのシンフォニエッタが重要な
キーワードとして登場するというのを知って、まさかとは思いましたが、CDショップで確認したところ、
ジャケットにこれを宣伝文句(表現古〜)にしたノイマン・チェコフィルのCDが店頭に置いてあるのを発見しました。
この商魂たくまCというか、相乗りする精神には、ある程度共感します。また、最近歯医者へ数ヶ月ぶりに
定期検診に行ったら、BOOK1というのが置いてあったので、とりあえずパラパラめくったら、冒頭から
シンフォニエッタの話題が登場して、それはタクシーに乗ったらFM放送で流れていたというものでした。
タクシーでFM放送というシチュエーションは想像しにくいのですが、クラシック音楽を聴くのに、かつて私は
FM放送の恩恵を受けたひとりです。今になると、個人的には放送内容よりも番組のテーマ音楽が懐かしく思い
出されます。正確な番組名は忘れましたが、『エロールのザンパ序曲』、『グノーのファウストのバレエ音楽』、
『ヴィヴァルディの忠実な羊飼い』など、かすかな記憶があります。
ところで、ヴィヴァルディの忠実な羊飼いは、彼の真作ではなくシェドヴィルという作曲家の作品であることが
20年ぐらい前に判明しているようです。それにも関わらず、CDのタイトルはヴィヴァルディのままです。
しかもこのことは、このCDのライナーノーツに書かれているのです。ヴィヴァルディのテーマを基にしているとはいえ、
他人の曲を利用したシェドヴィルという作曲家もしかり、無名の作曲家の作品は売れないからU名作曲家の看板のままで売る
CD製作会社もしかり、まさしく便乗商売と言うに値します。
2009/09/10
路線変更
この前まで、なんとなく題名を2文字の漢字にすることを継続しておりましたが、考えるのが大変なので
やめることにしました。また、以前今週のクソじじいという連載を始めたのですが、これもやめました。
さしずめ最終回の今週は、記者に八つ当たりして、自民党の落選議員からも大顰蹙(ひんしゅく)を買った
麻生総裁ということでしょうか。
→ Microsoft殿:顰蹙という漢字は日本人も書けません。よってこういう漢字変換は不要です。
それより普通の漢字と日本語変換を正確にお願いします。
あと最低のOSであるVistaは無償で7にアップグレードして下さい。
さて、先日の選挙で民主党が圧倒的に勝利しましたが、いずれまた自民党に戻ると予想している人が多いようです。
要は今後の政策次第ということになるのでしょうが、一番手ごわいのは役人どもです。彼らのこれまでの
ような勝手な行動を止められるかが最も大きな課題であり、これができないと結局は前述の自民党への戻り
現象になっていくのだと思います。
役所といえばやはり不祥事がつきもので、最近では千葉県の不正経理問題が伝えられています。また
”お役所仕事”という言葉があるように、無駄な形式ばったことをやるのが、公共機関全般に言えることです。
今回、次のような事実を知って、やっぱりかと思いました。
免許センターの学科試験はマークシート方式らしいのですが、これが四角に塗りつぶさなければ
ならない面倒なものだそうです。今時、楕円形にして塗りつぶし易くするとか、くじとかは一本線でも
大丈夫なのに、わざと塗りにくくして落とそうという、この狂ったお役所的な考えはにはお手上げです。
しかも、係員のババアは、機械が正確に読み取れるように、きっちり四角を塗りつぶすように指示したといいますが、
現在のOCRがそんなヘボであるわけがありません。
また、免許センター関連では、埼玉県で交通安全協会費を不正使用していたこともあり、何より個人的には、
免許更新の際に入会がさも義務のように思わせる手口に腹がたちます。よって、私は最近では絶対払わないように
しております。
2009/09/05
枯渇
ブログにとって、更新頻度は死活問題です。ほとんど毎日のように更新しているものも見かけますが、私のような
その方面の才能が乏しいものにとって、そこまでは無理です。普段、劇的な生活を送っている方はネタに困らないで
しょうが、私のような平凡なヤギは(そこでボケなくていいから)、週イチがやっとです。前から思いついたネタを
メモしたりもしていましたが、もう底をつきそうです。しかし、そういう場合に役立つ”ものぐさ”ブロガーの
お助け鶴(ツールです)がありますので、ご紹介したいと思います。
さてそのツールとは、このページにもあるGoogleのニュースバーです。テーマをもったサイトを運営している方は、
関連キーワードを仕込んでおくと、検索結果にマッチしたニュースを表示してくれますので、更新をサボっても
随時新しい話題を表示してくれます。だれでも簡単にニュースバーを作成できるページを今回作りましたので
是非ご利用ください。
こちら
これをご自分のサイトに貼り付けて使用する場合は、必ずソースコードのAPIキーのところを書き換えることを
お忘れなく。
2009/08/30
体質
日テレの24時間テレビは、企画は非常に立派で感動を得られるのですが、内容については多分にヤラセが
ありそうで拒否感があります。
まず、あのマラソンは見直して欲しいと思います。西村知美ワープ事件や、翌年の正義の2chねら〜による
監視によって、山田花子が完走できなかったなどがあるようです。
私の好きな番組で、”ぶらり途中下車の旅”というのがありますが、雰囲気からしてアポとってるやろとか、
そんなん距離を駅から歩けるわけないやんとか、天気の状況から収録を何日かにわけてるやろというのがあります。
まあ、バンキシャのやらせ事件からして、当然というべきでしょうか。
2009/08/28
好球
学生たちの夏休みも、もう終わりです。9月になると新学期になって、文化祭が行われるようですが、
友達や家族も自由に行って良いそうです。それでもって話をしていたら、私が最高の”ボケ”をかませられる
ような”フリ”をしてくれました。ホームランを打った気分です。以下は、私がネタとして考えたもの
ではなく、実際にあった会話です。
母:おとうさんが行ったら、お酒は無いのかと言いそうだよね。
子:文化祭でそんな事を言ったら、つまみ出すよ。
父:へえー、おつまみのサービスまであるのか。
母:(笑い)
子:・・・・
昔話では、じじいは山に芝刈りに行くのが定説でしたが、私は家で”しばかれ”そうです。
2009/08/22
徒労
最近、また2つほどAPIによるグーグルの地図印刷を作りましたが、いずれも使ってみると
イマイチの感じです。まず、2点間を指定して最適な倍率の表示を行うというものは、
APIの内部関数を用いているのですが、ある程度広域であれば的確に表示されます。しかし、
高倍率にならない仕様のようで、駅と近くの目的地の2点で使用するというような場合では、
手動で倍率を上げなければなりません。緯度と経度からプログラム上で倍率を決めるという
方法で何とかなるでしょうが、そこまでの気力はありません。
また、ルート案内のAPIの方は、リファレンスにはドライブと徒歩が指定できると書いて
あるのに、徒歩の方はまだ対応できていないようで、一方通行を忠実に守った車ルート案内しか
出力してくれません。それに、案内が一覧で表示されますが、A4範囲を超える部分はスクロールで
見ることはできても印刷を行うことができません。それより何より、GPS機能で案内してくれるのが
当たり前となっている現在、このようなものを印刷して持ち歩くというのは、何ともカッコ悪い限りです。
ちなみに、私はこれらの自分が作ったツールを表示するのにたまに使いますが、印刷目的では
ほとんど使ったことがありません。それは、インクがもったいないからです。(せこ)
2009/08/18
苦悩
今回もまた、秋田のお土産話です(まさにお土産そのものに関する話)。実は、親戚が”かりんとう”のお菓子を
持たせてくれたのですが、家では残念ながら全く人気がなく誰も食べません。しかも、悪いことに、
浦和の叔父さんの陰謀により、別れ際もう一箱持ち帰るはめになり、そちらは手付かずで一箱まるまる
残っています。いくら人気がないとは言え、せっかくいただいた食べ物なので、消費しなければならないと思い、
私が時々食べておりますが、かりんとうというお菓子を酒飲みじじいが好きなわけがありません。
休肝日である月曜日と火曜日になんとか食べているという状況であります(浦和のじじいめ、休肝日は2日続け
なきゃと、これも策略にはめられた)。
結局、一ヶ月以上経って、どうにか一箱目が無くなりそうになりましたが、私の悪い予感が的中してしまいました。
最後の残ったねじりん棒スティックは、予想どおり”きなこ”を練り固めたもので、これは完食できそうもありません。
なんか子供のころの淡い記憶で、”きなこ”のことは脳裏に残っておりました。大変申し訳ないのですが、
これはどうにも廃棄せざるを得ません。
2009/08/12
残念
TMC音楽編集工房というのがあって、Sound Engineというソフトを利用した、モノラルCDを
ステレオ化する方法で以前利用させていただきましたが、このサイトがかなり前になりますが
無くなりました。最近ネットで調べてみても、確かに”フルトヴェングラー鑑賞室”というサイトに
リンクがありますが、肝心のもとのサイトがやはり存在していません。
さらに、Sound Engineのバージョンが使用していたV3.10からV4.41に上がっているので、
私が勝手にパラメータを想定して報告したものは、もはや状況が変わっているかもしれません。
それぞれの細かい設定については、一応TMC音楽編集工房の説明をみて納得して書いたつもりなので、
そのよりどころが無い以上、Sound Engineの変更内容によっては、V4.41では私の情報は全く使い物に
ならないかもしれません。
2009/08/09
Googleの完全性
先ほどかなり大きな地震があり、すぐさまインターネットで調べようとGoogle検索で”じしん”と入力したら、
”自身”と変換されました。このajaxの漢字変換については、地震が起こった状況を鑑みて、”自身”ではなく
”地震”を優先的に出してくれると期待しましたが、そこまではできないようです。
また、漢字変換はともかく、”セマンティックウェブ”という考え方があるので、地震の後である状況を
判断して、今最も期待されていると思われる、先ほどの地震に関するものを上位に表示することが重要だと
思いますが、Googleも完全ではないようで、まだまだだねということでしょうか。
2009/08/08
ベストテン
先月実家に戻ったとき、昔購入した音楽之友社の「交響曲のすべて」という雑誌を持ち帰りました。
一曲ごとに取り上げて、簡単な解説と名盤を挙げているものなのですが、交響曲全般に関して、
いろいろな角度からの記事も載っており、結構おもしろおかしく読み直しました(内容は完璧に
忘れているくせに)。その中で特に、5人の音楽評論家の方々が、編集部の命令
(そうしないと原稿料を払わんぞ)により、交響曲について「私の名曲・名盤ベストテン」を
選択するという企画があり、各自微妙な選考基準で10曲選んでいるのが面白いです。
皆さんに共通しているのが、そうは言っても10曲だけ選べるわけ無いじゃん、自分の独自の基準を設けて
決めるしかないじゃん(実際・・・じゃんと表現している方はひとりもおりませんが)という論調です。
ですから、10曲選ぶのに精一杯で、これらに順番はつけていないようです。
その中で、極めつけの意見を紹介しておきたいと思います。
大体二分すると、まず誰が何と言おうと自分の好きな好きな曲を選ぶか、客観的に皆さんにオススメの
ものを選ぶかという考え方があります。まずは前者を選択した方の場合です。
・アイヴズとメシアンなどに加え、日本人作曲家を2人までも選択
・ブルックナー、マーラーは長すぎなのでお引取り
次に、オススメ系の方の場合ですが、結局は個人的な意見の領域は超えられないようです。
・選者は一般的な目線で考えていても、結局は個人的な意見
・一般的と言ってはみても、選曲はともかく演奏者は好みがある
もし、私が選んだらと考えましたが、半分は決まっても、残り半分で相当悩みそうなので、真剣に
考えるのはやめました。それでも言えるのは、有名曲でも「未完成」、「悲愴」、「新世界より」
あたりは外れるということでしょうか。
2009/08/02
サービス低下
ストリートビューが鮮烈なデビューをしてから結構経ちますが、その後一度表示方法が大きく変わりました。
はじめは、青色のオーバービューが表示されて、クリックするとその地点の画像が表示されていましたが、
ある時から、黄色の人形を道路に寝そべらせると表示されるというようになりました。これに対して、
多くのユーザーから、使いにくくなったいう声が寄せられたと思います。
最近では、パンケーキと呼ばれる白い丸をダブルクリックすると高速移動ができたり、四角の窓を
ダブルクリックすると、その場所に横付けすることができるようになりました。こちらは、便利な場合が
あろうかと思いますが、前述の件は、改善すべきと考えている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
それにもかかわらず、グーグルが改善しないのは、APIの活躍の場を残すために、わざとやっているのではと
疑いたくなってしまいます。われわれ、APIで遊ぶ人間にとっては、ある意味歓迎すべきとも言えるので、
またまた、自分なりに便利ではないかと思い込んでいる、マップ+ビューのAPIプログラムを
作ろうと思いました。
しかしながら、この作成においては、マーカー操作のところで相当てこずってしまいました。
今回のコンセプトは以下のとおりですが、バグがあるかもしれません。
・地図とストリートビューを並べてA4印刷できるようにした
・オーバービューの表示/非表示がワンクリックでできるようにした
・ビューの向き指定は方角のワンクリックでできるようにした
PS
ストリートビューの移動には、矢印キーが”前進”、”後進”、”左折”、”右折”で使えることに
気がつきました。これはかなり便利です。
2009/07/18
大きいことはいいことだ
Googleマップをできるだけ大きく印刷したいと思うのは人情だと思うのですが(それは過大表現)、
普通に本家にアクセスして行おうとしてもできないようです。ネットで情報を検索してみても、
一回画像として保存してからはできますとかいうようなことは書いてあります。
しょうがないのでAPIで作ってみようと思いましたが、ただ単純に大きく表示してもつまらないので、
テレビで衛星写真をズームアップして、目的の地を拡大するというのを見たことがあるので、
これも取り入れようと思い、試しにやってみました。
しかし結果としては、現状の通信速度では追従できず、思ったようには表示できません。写真がダメなら地図
ではどうかと思い1秒間隔で読み込むように設定してみましたが、それでも満足できない状況です。
ところで、APIを用いないマップやGoogle Earthでズームアップする場合はスムースにいきます。この違いは
どういう理由なのでしょうか。
もし、完璧な動画を作成したければ、各ズーム画像を静止画として保存したものをつなげるしかないのかもしれません。
2009/07/14
実を取る
このまえ、実家の方で母方の法事があるということで帰省しました。ここでの面白い内容があるのですが、
身内の恥ネタになってしまうので、ちょっと別のことを報告します。
秋田のお土産で、稲庭うどんというのがあります。最近人気の讃岐うどんのようなコシの強いものを期待する
と拍子抜けしますが、きしめん系のものが好きな方には良いかと思います。よく名物にうまいもの無しというような
ことを言いますが、これは万人向けの良いお土産になるかと思います。”もろこし”という昔ながらの
お菓子があります。秋田蕗がデザインされた、バルク状のものは、歯が折れる可能性があるので推奨できません。
ここでは、稲庭うどんについての情報をお知らせします。木箱に入って、一寸の狂いも無く真っ直ぐに成型
されたものが、高級品として売られています。しかし、これが実は曲者なのです(真っ直ぐなのに曲者とはこれいかに)。
これを茹でるときに、何も考えずにバサっとお湯に入れると大変なことになってしまいます。実は、ひっついて
生茹で状態のまま、いくら茹で時間を長くしても取り返しがつかなくなってしまうのです。最悪、いったん冷やして、
一本ずつ引き剥がすという大変な作業になります。その点、製造工程で出てしまう、先っちょが曲がったものを
集めたものは、見た目はあまり良くありませんが、価格は安いし茹でやすいので、こちらをオススメします。
2009/07/03
ユニバーサルデザイン
年寄りにもやさしいということを目的として、誰でも使いやすいということで、ユニバーサルデザインという
言葉があります。しかし、そういう意図で開発したにもかかわらず、結局は若者にしか便利でないというものがあります。
そのひとつの例を実感しましたので報告しようと思いますが、ちょっと前ふりの説明が必要なので、まずはそれを書きます。
伝説の名盤といわれるようなもので、一度は聴いておかねばと思われるものがあります。
昔から評判の高いミュンシュ/パリ管のブラームス第一交響曲は聴いたことがなかったので購入しました。1960年代の
演奏にしては録音状態が悪いのですが、この演奏はすばらしいので、HMVに投稿しようとしました。以前、
バーンスタインのシューマン交響曲全集のレビューを投稿したことがありますが、今回投稿しようとしたら、評価を
書き込みするのにデザインがえらく変わっており、手間取ってしまいました(結局は書き込み断念)。
コメントの他に、最大5つ星の5段階選択をしなければなりません。これは前と同じなのですが、この選択方法が、
カーソルを単純に左に移動すると☆になり、右に移動すると☆☆☆☆☆になるというようになっておりました。
たぶん普通の方には非常に便利なのでしょうが、私はマウスが左右にふらふらするので、ひとつ星から五つ星まで行ったり
来たりしてうまく選択できません(あんたは、酔っ払っているせいです)。年寄りには、普通のラジオボタンやセレクト
メニューの方が使いやすいかと思います。
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